パソコン教室で働くために必要とされるものは特にありません。普通の仕事探しと同じように就職活動をして採用されれば働けます。インストラクターとして働く場合、仕事内容はパソコン操作を教えることになります。プロフェッショナル向けソフトウェアの使い方など高度な内容ではなく、事務作業で使うようなソフトウェアの操作方法を教える場合が大半です。
顧客層は上から下までありますが最も多いのが高齢の人です。そのため難しいことを知っているかより、わかりやすく教えることができるかが重要視されます。パソコン教室採用される前にはMOS資格などを取得する人も多いです。ITに関係する資格を取っていれば知識を持っていることやソフトウェアの操作ができることの証明として使用できるため、採用時に有利に働きやすいです。
採用前の段階で資格を持っているかどうか問われる場合は多くはありません。しかし入社後には特定の資格取得を目指して欲しいといった企業が多いです。IT技術の進歩スピードは速いため、パソコン教室に就職できた後には常に勉強が必要です。アメリカで個人向けのパソコンが発売されたのが1970年代。
当時は値段が高く一般の人が使うものではありませんでした。形も大きく異なり、現在では当たり前のようについているディスプレイもマウスもありません。それから時が経つにつれて改良を重ねることで進化を遂げてきました。教室にはまだあまり普及していなかった頃の人が通っているため、新しい情報は取り入れつつも、わかりやすい教え方を心がける必要があります。