以前はSFの世界だけの存在だった、スパイウエアやコンピュータも、今では現実に起こりうる脅威として世間に認知され始めました。近年では実際に企業や行政機関のパソコンが盛んに攻撃を受けています。無防備状態のパソコンから情報が大量に流出し、大きなスキャンダルに発展したケースも少なくありません。相次ぐネット上の脅威、それには対抗しなければいけません。
OSには基本的なウイルス対策の機能が搭載されていますが、それだけでは力不足です。ウイルス対策ソフトを別途購入し、パソコンにインストールしましょう。仕事用のパソコンは勿論のこと、私用で使う製品にもインストールは大事です。私用のパソコンと言えども、大量の個人情報が入っているからです。
私達が普段何気なく利用するネット通販やネットバンキング、それを利用する際には、必ずキーボードで文字を入れなければいけません。コンピュータ内部にその打ち込むキー入力を第三者に送信する、悪質なスパイウエアやコンピュータウイルスが入っていては、安心して利用出来ません。情報流出は近年、個人のコンピュータからも続発しています。かつては、いかにも怪しいHPを訪れなければ、セキュリティ系ソフトを入れないノーガード状態でも、平気でした。
しかし、今では大企業や政府系のホームページが悪意のあるユーザーによって改変され、そこにウイルスを仕込まれる等、非常に複雑で巧妙な手口が現れています。基本的にネットを毎日使用するユーザーなら、ウイルス対策ソフトを買っておいて、まず損はありません。